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胸水
中皮腫
40倍
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胸水
中皮腫
40倍
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さまざまな倍率で、腫瘍細胞の「キャノンボール」塊が見られます。中皮腫を診断する際に重要なことは、悪性細胞集団をもう1つ特定することではありません。最終決定には免疫組織化学検査、免疫組織化学検査とセルブロック法の併用、電子顕微鏡検査をはじめとする専門技術が必要です。
個々の悪性中皮細胞には、淡色の細胞質の波状縁(外質)と、濃色の核周囲細胞質(内質)
がみられます。
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胸水
中皮腫
20倍
背景の血球とタンパク質の破片に、腫瘍細胞が見られます。12個以上の集団が、悪性腫瘍の特徴です。
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胸水
中皮腫
60倍
高倍率では、核の大きさにばらつきがある高いN/C比と、ときにみられる多核形成が、この細胞の悪性を裏づけています。鑑別診断には、腺癌および中皮腫があります。細胞外膜と細胞内の「窓」の顕微鏡的特徴が、中皮腫を示唆しています。
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胸水
中皮腫
60倍